9月20・21日に、こども体験ワークショップ「きょじんがやってきたぞ!」を開催しました!
世田谷の「代田(だいた)」という地域につたわる伝説に
「だいたらぼっち」という巨人のお話があります。
なんでもこの巨人、一晩のうちに田畑を耕してくれたり
(大きな足でただ踏んだだけだったようですが)
代田村に寒風が入らないようにしてくれたり
(山と山の間に干した洗濯物が防風の役割をしてくれたみたい)と、
本人が気付いてか気付かないでかわからないけれど、
代田村の人を幸せにしてくれたようなんですね。
そんなことで、この「なんだかいいやつ」巨人に、
服を作ってプレゼントしない?という提案のもと
19人の子どもたちが集まってくれました!
まずは服の布地づくり。
テキスタイル作家の大類尚子さんに教わりながら、羊毛でフェルト生地を作ります。
色とりどりの羊毛の中から選んで
ちぎって絵を描くように置いて
それをビニール袋に入れ、石鹸水を足してごしごし擦って、絞れば完成!
思い思いのランチョンマットサイズのフェルトができました。
でもここまでは、実は練習だったのです!
4人ひと組になって、自分の身の丈ほどもある大きな布を作ります。
どんな絵柄にする?
こするときはどんな方法で?
役割分担。
相談しながら、体いっぱい使って大きな布を作りました。
さあ、この布で、明日は巨人の服を作ります。