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食べられるセミナー「夜と生活工房」

プログラム報告

2017.03.10

休館日をのぞき、生活工房は毎晩夜10時まで開館しております。

そんな夜の生活工房を楽しんでもらうためのセミナー。
平日の夜、専門家による講義に学び、
風景と食設計室ホーさんによる料理を食しました。

夜の暗がりの中で、
日常の中でありふれて見えなくなっているものを
目を凝らして見てみましょう。

第一夜は「夜と塩」。食べ物の中で唯一生き物ではない塩。
約40億年前、海に生まれた原始の生命は細胞に塩を内包し、
私たち人間にとっても塩は、生命維持に欠かせないものです。

たばこと塩の博物館学芸員の高梨浩樹さんのお話しから
当たり前に食卓にある塩は、けして嗜好品ではなく
人間にとって切実な存在であることを知りました。
(しかしその味わいや、人と塩との関わりが生む文化を楽しみつつ)

食べられるセミナー「夜と生活工房」

・前菜
スクガラス豆腐
へしこと大根、クリームチーズのカナッペ
お漬け物と梅干し
チーズ

・塩豚のロースト、ハーブのサラダを添えて

食べられるセミナー「夜と生活工房」

・食前酒
升酒、日本酒の味を引き立てる塩


・6種類の塩をおむずびにつけて塩くらべ
全羅南道の海水塩 …六面体、サイコロ型
バリ島の天日塩 …トレミー、ピラミッド型
淡路島の自凝雫塩 …フレーク、うすい板状
アッサル湖塩 …球状
ヒマラヤブラックソルト …粉砕、硫黄の味!
宮古島の雪塩 …パウダー状

食べられるセミナー「夜と生活工房」

・塩釜焼き
卵白と塩で包んで焼いた塩釜を割ると、中から
鯛、鶏の丸焼き(乞食鶏)、ホクホクの芋

第二夜は「夜と肉」。「ブタは声まで食べられる」と言うほど、
耳・内臓・足まで全てを食べつくす沖縄の豚食文化。

沖縄国際大学講師で文化人類学者の比嘉理麻さんに

フィールドワークの調査・経験をもとにした

家畜と寝食をともにしていた沖縄の歴史と、
近代、産業化により生まれた
物理的・精神的距離と大量消費との矛盾など、
現在進行形の人とブタの話を訊きました。

食事をいただきながら
特別ゲスト、有難豚の生産者である高橋希望さん
にもお話しをしていただきました。

実はこの有難豚、世田谷の上祖師谷でも
飼育されているのです!!

造園業を営む吉実園さんは、敷地内に放牧場をもち
高橋さんの有難豚を放し飼いで育てています。

お料理では初めに
世田谷育ち、宮城育ちの有難豚の食べくらべもしました。 

食べられるセミナー「夜と生活工房」

・有難豚 
しゃぶしゃぶ食べ比べ 

・大琉球料理帖より
ミヌダル 
ティビチ
中身汁

・ブータン・ノワール、リンゴのソテーとマッシュポテトを添えて

・フロマージュ・ドゥ・テット ベビーリーフサラダ

・ポルボロンと季節のフルーツ

食べられるセミナー「夜と生活工房」

・仔豚と野菜のグリル
肉が生き物だったときの痕跡を感じながら食べよう

両日、料理を担当したのは
風景と食設計室 ホーさん。

生活工房の空間に
素敵な夜の風景をつくっていただきました。 

Program プログラム

2017.11.18、2017.11.25

映像のフィールドワーク・ラボ vol.2 「こな、ねる、たべる」

食べられるセミナー「夜と生活工房」

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