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アトツギ —山と里、庄内にまなぶ—

終了

日本の伝統食-私たちは何を食べ継いできたか

展示と関連イベントから「食のアトツギ」について考えます。

アトツギ展から生まれた「アトツギ手帳」(詳細はこちら)は、1月31日(木)まで生活工房5階事務所受付にて販売しております。
※2月以降の販売については生活工房へお問い合わせください。TEL:03-5432-1543

会期: 2012年11月23日(金)~2013年01月14日(月)
時間:9:00〜20:00 ※12/29〜1/3は休館
会場: ワークショップA(4F) / 生活工房ギャラリー(3F)

 

日本の伝統食—私たちは何を食べ継いできたか

 

都市だけでなく地方の暮らしぶりも変化し、失われていく風習や生活文化も少なくない現代にあって、日本伝統の食文化「和食」は、ユネスコの無形文化遺産として登録を目指す動きもあるなど、その精神文化とともに世界的な関心を集めています。

 

本展では、その日本食文化にスポットをあて、栽培者自らの手で種をとり栽培されてきた「在来作物」と、日本料理の礎にもなった「精進料理」を通して、食材の採集や栽培方法、調理や作法の中に、自然と折り合いをつけながら生きてきた日本人の心や知恵を探ります。展示では、二つの伝統が色濃く残る山形県庄内地方を事例に、自家採種や焼畑農法、出羽三山に伝わる精進料理とそれを育んだ羽黒修験道と山伏など、日本食とその背景にある自然と精神文化を紹介します。私たちは伝統の日本食を通して、どんな文化と心を食べ継いできたのでしょうか。そして次の世代に、何を残し継いでいくべきなのでしょうか。

 

 これからの時代の、食のアトツギ

 

庄内地方には今、地域の在来作物や精進料理など伝統の食文化を独自の資源と考え、都市と地方の交流プロジェクトや地域経済の循環を興そうとしている後継者―アトツギ―たちがいます。作物も料理も、美味しく楽しく食べ継いでいかなければ、いつか途絶えてしまいます。展示では彼らの新たな取り組みも紹介し、これからの時代の地域と食文化の後継ぎの形を探ります。また会期中には、ドキュメンタリー『よみがえりのレシピ』の上映会や食のワークショップを開催し、都市生活者が地方から学び、恵みや知恵を自らの暮らしに取り入れていくという交流、食べ支えるという循環、都会に生きる私たちができる郷土の継ぎ方についても考えます。

 

〈展覧会構成〉

 

山の継ぎかた 山の恵みの採集・保存・精進料理のいろは、出羽三山の山伏が体現する山の思想や、その伝統を世界に発信する精進料理プロジェクトの活動を紹介。

 

種の継ぎかた 固有種の種とりと栽培、全国的に失われつつある焼畑農法の技術、そして在来野菜を地域資源としてよみがえらせた倅たちの活動を紹介。

 

故郷の継ぎかた 都市に暮らす私たちの食のアトツギとはなにか。地域の在来作物や、家庭の味など、暮らしの足元をみつめるアトツギの提案をします。

 

【主催】公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
【協力】NPOフードデザイナーズネットワーク、㈱出羽庄内地域デザイン、出羽三山歴史博物館、いでは文化記念館
【後援】世田谷区、鶴岡市観光連盟、羽黒町観光協会湯田川温泉観光協会、鶴岡食文化創造都市推進協議会

 

ドキュメンタリー映画上映会『よみがえりのレシピ』

関連イベントとして、在来作物をテーマにしたドキュメンタリー映画を上映します。生産者自らが種を継ぎ、守ってきた地域固有の在来作物は「生きた文化財」とも言われます。山形県を舞台に在来作物を地域資源として活かし、食と農の豊かな関係を築く人々の姿に迫るドキュメンタリーです。映画を通して食のアトツギについて考えてみませんか?

日 時:2013年1月13日(日) 13:00〜/16:00〜 1日2回上映
会 場:5FセミナールームAB
参加費:1,000円/各回50名(先着)
申 込:不要、当日先着。

各回上映後に、渡辺智史監督によるミニトークを開催します!

『よみがえりのレシピ』
2011年制作/日本/HD/95分/制作・配給:映画「よみがえりのレシピ」製作委員会

あらすじ

栽培者自身が種苗を管理し守ってきた在来作物(ざいらいさくもつ)は、世代を超えて地域に受け継がれてきました。しかし品種改良された作物より収量が少なく、病気にも弱いことから市場で評価されず、多くは消失してしまいました。そんな時代に独自の料理法で在来作物の存在に光を当てた“山形イタリアン”「アル・ケッチャーノ」の奥田政行シェフ。野菜の個性的な味・食感・香りを生かした料理には、新鮮な魚介や肉と、地域の風土や物語も盛り込まれます。また焼き畑農法を研究する江頭宏昌先生は「ここにしかない価値」を秘める在来作物が地域再生の起爆剤になると確信しています。さらなる主役は、手間を惜しまず種(たね)を守り続ける農家の人たち。その笑顔と心意気を感じることで、何気ない日々の生活が少しだけ違って見える、そんな魅力が『よみがえりのレシピ』には溢れています。

ワークショップ 「記憶を味わう―在来野菜の漬け物レシピ」

在来野菜は貴重な土地の記憶を伝えてきた作物です。 庄内と東京の在来野菜でおいしい漬物をつくりながら、味の記憶、味のアトツギについて探りましょう。 子どもの頃の記憶を辿りながら、自分のルーツとなっている味をみんなで話しながら進めます。

 

日 時:2013年1月14日(月祝) 13:00~17:00
会 場: 4FワークショップA
講 師:中山晴奈 (NPOフードデザイナーズネットワーク)
参加費:2,000円/20名(抽選)
申 込:メールか往復はがきにて。12月28日(金)必着

<1>名前 <2>年齢 <3>住所 <4>電話番号 を明記し下記へお送りください。

 

往復ハガキ…154-0004 世田谷区太子堂4-1-1キャロットタワー5階 
生活工房「アトツギワークショップ」係

 

Eメール… 件名を「アトツギワークショップ」として info@setagaya-ldc.net 

 

※本サイトの申し込みフォームからも応募できます。

 

アトツギ手帳、販売!

アトツギ展の内容を収録した小冊子を、販売いたします。

▼価格
850円(税込)

▼販売日時、場所
1/13(日)13:00~18:00 「よみがえりのレシピ」上映会会場(5F)
1/14(月祝)13:00~17:00 「記憶を味わう―在来野菜の漬け物レシピ」 ワークショップ会場(4F)
および両日、9:00~20:00 生活工房事務所受付(5F)

※展示会場では販売しておりません。
※展示終了後も1月31日(木)まで、生活工房事務所受付にて販売いたします。
※2月以降の販売については生活工房へお問い合わせください。TEL:03-5432-1543

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