ヘギ板とは、木を手作業で薄くした(これを「へぐ」という)板のこと。

名人のお話では、このお仕事は弥生時代からあったそうなのですが(出土品で判明)、

いまではもう、小林さんともうおひとかたしかこの技を持つ方はいらっしゃらないそうです。


名人はフォームも美しい!


木の板に刃で切り込みを入れ、そこから手ではがしていく技に、みな目が点!
0.5mmほどに薄くなった板は、光に透けてきれいでした。



「チャレンジしたい」と手を挙げたお客さんは、ヘギ板づくりを体験!
「見ていると簡単そうだったけど難しい!」と名人のものとは雲泥の差となってしまった板を見て
みなさんため息をついていました。。。

小学生の女の子も果敢にチャレンジしていました。



ヘギ板のもととなる「ねずこ」という木は今ではとても希少なものだそう。
赤沢の森でもヒノキ100本ある中に1本見つけられれば…という状態なのだとか。

オイシイ山菜も教えてもらったり(ううう、でも名前忘れました…アスパラに似てるそうです…)
「ねずこ」の原木も見てみたいし何より小林さんがとっても気さくな方なのですごく行ってみたくなりました。

森_living展会場にて、赤沢のパンフレットを配布しています。


8月8日は、草木染め名人の水野さん(愛知県豊田市)
9日は椿油つくり名人の高田さん(東京都大島町)
をお招きします。

森の名人に会いにいらしてください!