会場は満員御礼。
- [「異郷 西江雅之写真展」特別ブログ]
講演会初日、大盛況でした。
昨日、6月2日(土)に、関連イベントとして
西江雅之講演会「わたしと異郷」を開催しました。


お話の内容は、
先生が幼い頃から、いかにして
「おのれの皮膚の外はすべて異郷である」という実感を持つに至ったか。
アリから見た人間や、スズメから見た世の中を想像する子どもだったこと。
近所に住むドイツ人やアメリカ人のことばの向こうに、
自分の知らない途方もない世界が隠されていることに気づいたこと。
そして「ヒトは所詮凝ったサルである」
「私は一日5、6回驚くのがクセである」
などの名言も飛び出しました。
講演会は、残り2回も満員御礼のため締め切ってしまっておりますが
本日も終日、西江先生は展覧会場にいらっしゃるので
運のいいかたは、マンツーマンの講義を受けることができています。
生活工房のツイッターでも、
先生がいらした日にはその情報をつぶやくことにしますので
ぜひフォロー下さい。
@setagaya_ldc
そしてそして、本日、読売新聞の朝刊に、
展覧会関連書籍『異郷 西江雅之の世界』の書評が掲載されました!
評文は、詩人の管啓次郎さんです。
「何度でもこれらの写真を見るといい。浮かび上がるのは人間という存在のさびしさであり、人生という現象のはかない美しさだ」
「先生の異郷感をつうじて、われわれは世界の途方もない奇妙さに覚醒することができる」
『異郷 西江雅之の世界』(美術出版社刊)は、
展覧会受付にて大好評発売中です。
西江先生がいらっしゃる日には、サインもしていただけますので
ぜひ会場にてお求め下さい。