生活工房では、令和4年4月1日より市民活動支援コーナーの運営を委託する市民活動団体を公募いたしました。令和4年1月17日にプレゼンテーションと面接による選考会を実施し、厳正なる審査の結果、運営団体を下記のとおり決定いたしましたのでご報告します。
1. 採用団体
特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会 https://www.ivusa.com/
採点結果
審査項目 | 点数(満点) |
(1) 当コーナーを日常的に運営する力 | 136(160) |
(2) 運営に関する提案の内容 | 77.5(100) |
(3) 「世田谷の市民活動支援」に対する理解と取組みの姿勢 | 75(100) |
(4) 団体の特性を活かした取組みの内容 | 33(40) |
合計 | 321.5(400) |
講評
(1) コーナーを日常的に運営する力
市民活動支援コーナー専任の担当者を中心に安定した事務局の運営を軸として、学生スタッフを育成できる統率力と、堅実なメンバーシフトで日常的に運営を行える組織としてのマンパワーについても高く評価する。
(2) 運営に関する提案の内容
市民活動支援コーナーの現状を分析したうえで、その課題と問題点に取り組む姿勢がみられる。
学生から高齢者まで幅広い世代のニーズに対して、中立の立場から活動団体同士の交流促進を目指す姿勢と、区民の活動の場としての利用団体の視点に立った提案に対して期待が持てる。
(3) 「世田谷の市民活動支援」に対する理解と取組みの姿勢
自身の団体活動を精力的に行う一方で、運営団体として市民活動支援コーナーの存在意義や役割を理解している。世田谷区の市民活動の活性化に貢献しようという意欲が感じられる。また、市民活動の情報共有・情報発信の拠点としての更なる取組みにも期待したい。
(4) 団体の特性を活かした取組みの内容
団体として確かな経験によるノウハウや知見を有しており、それを「世田谷の」市民活動に活かした企画が期待できる。活動団体に向けて、日常的な危機管理対策の必要性や、SDGsへの関心を深めてもらうための活動についても、市民活動支援コーナー運営の大切な課題と捉えて、積極的に取り組む姿勢が評価できる。
2. 契約期間
令和4年4月1日~令和9年3月31日(単年度契約5年間/1年ごとの契約更新)
3. お問合せ先
公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
電話:03-5432-1543 FAX:03-5432-1559