世田谷区内に眠る8ミリフィルムのアーカイブに取り組む「穴アーカイブ」は、2015年に始動しました。「せたがやアカカブの会」は、本プロジェクトでデジタル化した映像をじっくり見て、気づいたことや想像したことを残していく場です。


今年度は、ウェブサイト「世田谷クロニクル1936-83 」に収録された映像を活用しながら、リモート開催を行います。といっても、使用する道具はハガキのみ。映像を見て思い出したこと、覚えている当時のエピソード、気づいたことや疑問、質問など、ハガキを介して言葉を集めています。


集まった言葉は、会報誌「かぶうずら、やまいもうなぎ」や世田谷クロニクルSNSアカウント、生活工房ホームページでご紹介予定です。ぜひ、ふるってご参加ください。

期間:2021年4月8日~2022年4月7日(ほぼ隔月開催)
会場:ご自宅からご参加ください
定員:なし
参加費:無料(返送の切手代のみご負担ください)

開催スケジュール 


せたがやアカカブの会vol.25(遠隔開催)
『向ヶ丘遊園』
ハガキ〆切:2021年6月8日[火]

1961(昭和36)年5月3日/向ヶ丘遊園/3分59秒

 

せたがやアカカブの会vol.26(遠隔開催)
『ラジオ体操』
ハガキ〆切:2021年8月7日[土]
 
1937(昭和12)年夏/住吉神社(三重県)/ 7分28秒

 

せたがやアカカブの会vol.27(遠隔開催)
『流鏑馬』
ハガキ〆切:2021年10月8日[金]
 
1962(昭和37)年9月16日/鎌倉鶴岡八幡宮/ 3分28秒

 

せたがやアカカブの会vol.28(遠隔開催)
『誠5歳9ヶ月、由美3歳11ヶ月』
ハガキ〆切:2021年12月8日[水]
 
1970(昭和45)年11月/自宅(用賀)、砧公園/ 4分32秒

 

せたがやアカカブの会vol.29(遠隔開催)
『松陰神社、双葉園、雪の日』
ハガキ〆切:2022年2月8日[火]
 
1975(昭和50)年1-2月/松陰神社、若林公園、向ヶ丘遊園/18分19秒

 

せたがやアカカブの会vol.30(遠隔開催)
『春休み動物園』
ハガキ〆切:2022年4月8日[金]
 
1975(昭和50)年3月22日/上野動物園/9分56秒

 

*映像は、ウェブサイト「世田谷クロニクル」 、また会期中であれば生活工房アレコレでもご視聴いただけます。
*集まった言葉は、穴アーカイブの成果として生活工房ホームページや SNS等でご紹介する場合があります。
*参加を希望される方は、下記の申込フォームより会員登録(無料)をお願いします。

 


穴アーカイブ:an-archive とは?
昭和30〜50年代にかけて、一般家庭に登場したはじめての映像メディア、8ミリフィルム。
「穴アーカイブ」は、そんな市井の人々による記録に光をあて、想起すること、想像することの価値を再発見するアーカイブ・プロジェクトです。
それはまた、記録を残すという営みを、記録の不在や欠失といった「穴」から見つめ直す試みでもあります。

穴アーカイブに関する資料等はこちらからご覧いただけます。


せたがやアカカブの会とは?
かつての世田谷を記録した映像を手がかりに、いま・ここにいる私たちと映像との関係を結びなおす試みです。映像をきっかけとして紡ぎ出された記憶や想像の断片は、記録として残し、穴アーカイブの成果として公開・発表していく予定です。
本年度は、穴アーカイブの成果物であるウェブサイト「世田谷クロニクル1936-83」とハガキを活用しながら開催いたします。
開催情報は生活工房ホームページの他、メーリングリストでも配信しています。
一見さん大歓迎。皆さんのご参加をお待ちしています。

入会方法
下記の申込フォームよりお申込みください。ご登録後、担当者がメーリングリストに追加いたします。
また、会報誌「かぶうずら、やまいもうなぎ」及びハガキ企画への参加をご希望される方は、ご住所もお忘れなくご入力ください。