生活工房では、10月~2024年1月に開催する「家庭用編み機」の展覧会に向けて、現在その準備を進めています。会場ではプロダクトとしての編み機の変遷や、編み機を使用しているニッターの作品も展示する予定です。

 

展覧会では、こうした展示物のほかに、だれが・いつ・なにを編んでいたのか、編み機にまつわる思い出やエピソードもご紹介できればと考えています。

 

「ジャーッ、ジャーッという音を今でも想い出します」
「当時、母がつくったセーターを着ていました」
「上北沢の編み物教室に通っていました」

 

また、実際に編んだニットの写真や着用している写真も探しています。

 

ご応募いただいたエピソードや写真は、展覧会でご紹介させていただく予定です。ご応募くださった皆様には、2023年9月頃、展覧会のご案内をお送りいたします。

 



家庭用編み機とは?

1950年代後半から60年代にかけて流行した、ハンドル(キャリッジ)を左右に動かして編む機械のこと。
最盛期には年間100万台を製造しており、ミシンと同じように家庭に普及していました。またニット製品を量産する仕事道具としても使われていました。
日本最初の編み機は、1923年に萩原まさが考案した「萩原式軽便文化手編器」。展覧会では、発明から現在までを、編み機や編み物、雑誌等の資料で辿りながら、暮らしと編むことの関わりを考えます。
ご応募いただいた内容は、生活のなかで編み機がどのように使用されていたのか、その具体的な声として紹介します。

 

 

 

募集概要

あみきをほどく 家庭用編み機の展覧会(仮題)

編み機にまつわる思い出と写真を募集します

 

●募集内容

〇編み機にまつわる思い出やエピソード(~200字位まで)

たとえば…

・だれが・いつ・なにを編みましたか?
・編み機を教わったのは、いつ・どこで・だれからでしたか?
・そのニットはお気に入りでしたか? いつ着ていましたか?
・編み機はまだ持っていますか? いつ処分しましたか?
・もしかして、まだ使っていますか?

 

〇編み物等の写真

・編み機を使ったものに限ります
・昔の写真(着用している姿、編物教室での写真など)も歓迎です
・紙焼きの写真はスキャンまたはスマートフォン等で撮影してご送信ください
・エピソードのみのご応募でも構いません

 

●応募締切

・2023年8月15日(火)

 

●応募方法

・下記、Googleフォームよりご応募ください。

 

●注意事項

・原稿は、誤字の修正や口調を揃えるための校正、また一部を抜粋して紹介する場合があります
・写真について、応募者がニットの所有者や着用者ではない場合、ご本人に承諾を得たものとして会場で展示します。ご確認の上、ご応募ください
・応募者多数の場合など、ご紹介が叶わないことがあります。予めご了承ください
・展覧会広報を目的に、当館および各メディア媒体(新聞、テレビ、情報誌、ウェブサイト等)が会場内の展示風景を撮影し、当館広報物および各メディア媒体に掲載する場合があります
・展覧会広報を目的に、ご提供いただいた写真を当館広報物および各メディア媒体に掲載する場合があります

 

Googleフォーム リンク

https://forms.gle/8jXoRUrUvQwkdyWH7

 

 

写真提供:ニッティングバード