身近な素材=ダンボールを通じて、日常に潜む刺激の発見を促す「地域と関わるワークショップ」を展開した造形作家・玉田多紀さん。5月に区内老人ホーム、7月に区内小学校、8月に三軒茶屋駅前広場でワークショップを実施しました。ワークショップ参加者が制作した個性豊かな作品約40点を、作家自身の“ド迫力”な作品とともに展示します。

※世田谷区では次代の文化・芸術分野を担う若手アーティストが飛躍する機会をつくるため、賞を設け発表の場を提供する事業「世田谷区芸術アワード“飛翔”」を展開しています。本年度(公財)せたがや文化財団 生活工房では、《生活デザイン》部門を受賞された玉田多紀さんの活動を支援しています。本展はその活動および作品の発表展となります。

【作家プロフィール】
玉田多紀(造形作家/平成22年度世田谷区芸術アワード“飛翔”《生活デザイン》部門受賞)
ダンボール紙をレリーフ状に張り合わせる技法を駆使した大型の立体造形作品の制作を中心に、個展やアートイベント、展覧会へ参加・出品など精力的に活動している。また、小学校や絵画造形教室、アートイベントなどで幅広くワークショップを展開している。