大切な写真が、もっと大切になる。

 

5月23日(金)から開催される「写真とことば、記憶の種 福島―東京」展は、詩人の上田假奈代さんによるワークショップ「こころのたねとして」という手法を応用して制作されました。

会期中の24日(土)にも、同じ手法でワークショップを開催します。ぜひご参加ください。

 

■「こころのたねとして」写真バージョンの手順

1.みんなで写真を持ち寄る(家族アルバムやスナップショットなどから、1人1枚ずつ)

2.ウォーミングアップ。ストレッチをしたり、その時の気分で。

3.二人一組になって、お互いの写真について話を聞く(交代で8-10分程度ずつ)

4.聞いた内容を、詩の形にする(15-20分くらい)

5.ペアになった相手に向かって、できた詩を朗読する。

 

■上田假奈代さんからのメッセージ

「こころのたねとして」の手法で詩をつくると、だれでも詩情あふれる作品ができるから不思議。自分の話をじっくり聞いてもらえることって、ありそうでなかなかないことなんですね。そして応答してもらえるって、うれしいんですね。新たな発見や受けとめられる経験は、ほんのすこし世界を信じられるようなそんな気持ちになります。いろんな人生があり、生きている限り失敗も間違いもなくて、まだまだ可変していく途上なのだから、お互いがどういう他者になれるのか、短い時間ですが一緒に表わしてみましょう。


講師:上田假奈代(詩人・詩業家)

定員:申込先着20名

対象:小学5年生~一般

参加費:200円(お茶つき)