生活工房では、衣服造形家・眞田岳彦氏とともに「衣服」「先端繊維」を通じて「生活の豊かさ」を考えるプロジェクトを展開しています。本年度は昨年の東日本大震災以降、高まっている自然災害などの緊急時に対する防災意識をテーマに捉えて、計画から約1年間のミーティングを重ねて「いつもを運ぶ衣服」を眞田氏デザインのもと制作しました。

今回の衣服は、生活工房として、緊急時における施設来館者を誘導することを念頭に置き、引率や救護する側が緊急時でも行動しやすい機能や、必要な備品を収納できる機能を検討して、「運ぶ衣服=バッグジャケット」という形になりました。

この衣服は、着用者がそれぞれにとって安全や安心、他者と協力し合い、非日常時における行動や生活に役立てるための衣服です。

今回のモデルをもとに区民の方々とともにさらに検討することで、それぞれの生活に応じた形に展開することが可能だと考えています。

そこで、この「いつもを運ぶ衣服」を実際に着用していただき、モニターとしてアンケートにご協力いただける方を若干名ですが募集しています。

 

モニターについては、幅広い世代や活用方法についてご意見を賜りたく、勝手ながら、お申込みには、いくつかの条件と質問事項をお願いしています。

詳しくはプログラムのページをご覧ください。 http://www.setagaya-ldc.net/program/182/

 

【モニター期間】2012年12月20日~1月20日(予定)

【募集人数】10組程度(予定)

【申込みしめきり】2012年12月10日(月)

 

選考については生活工房で行い、結果を12月10日以降にご連絡いたします。

あなたならこの衣服に何を携帯しますか?

みなさまのご協力をお待ちしています。