林のり子

<食>研究工房主宰、パテ屋店主
林のり子

Q1.生活という単語を別の言葉に置き換えると?

とりとめもなくボンヤリと外界をみている?パテ屋のスタッフ「林さんの発想 (=生活)の原点はメンドクサイですね」。なるほど!その様です。

Q2.どうしても暇なとき、何をしますか?

テレビ狂なので、雨の日は録りためた録画をチェック。晴れの初冬や桜のころは田園調布、多摩川台公園から国分寺崖線に沿って宇佐神社、雙葉学園辺りの急斜面の起伏を縫うように続く沢山の坂にうながされながら、ウロウロします。この辺りは昔船着場になっていたといわれ、荷受けした建物も残っているなど、いつも“発見!!”ですが、帰宅してから地図上で確認するのがむずかしいのです。
大田区と世田谷区の区境なので、地図があっても、坂が途中で切れていたりしています。高度計を持って、皆で歩いて地図をつくったら楽しいはず。生活工房の活動の1つとして、ゼヒやっていただきたいと思います。タモリさんなど率先して参加されるのではありませんか?

Q3.世田谷区内でよく行く場所を教えてください

バスの車窓風景:田園調布⇔三軒茶屋、は武蔵野台地から渋谷への傾斜地を、夕日を見ながらかつての川を幾つも横切って走る景色は、世田谷案内にもいいルートです。都立大学⇔桜新町は世田谷の旧道を味わえる驚きの車窓風景。
駅舎:九品仏、尾山台、等々力…鄙びた いとおしい“村の駅舎”。各駅からは新旧それぞれの個性ある商店街。降りたら最後、覚悟を決めてハマります。

はやし・のりこ/HAYASHI NORIKO

東京生まれ。日本大学建築学科卒業後、ロッテルダム、パリの建築事務所に勤務。帰国後の1973年に手作りパテ・テリーヌなどの惣菜店「パテ屋」をオープン。同時に《食》研究工房を設立。<食>から世界の気候、環境、文化をたどり、1985年頃から世界と日本のブナ帯文化=落葉広葉樹林文化の考察をはじめ2015年に生活工房で<ブナ帯ワンダーランド展>を開催。現在その展覧会の冊子を製作中。http://pateya.com

更新日:2018年10月05日

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