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『世田谷クロニクル』利活用プログラム ケアするホームムービー | 世田谷文化生活情報センター 生活工房

プログラム

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『世田谷クロニクル』利活用プログラム
ケアするホームムービー

『世田谷クロニクル』を活用したプログラムを、下北沢BONUS TRACKで開催される“ケア”イベント「ケアリングノベンバー2023」にて行います。

会期:
2023年11月04日(土)   2023年11月05日(日)  
時間:
14:00~15:30(開場は13:30)
会場:
その他

『世田谷クロニクル1936-83』は、一般家庭に初めて普及した「8ミリフィルム」を市井の人々の暮らしを知るための貴重な共有材として捉え直し、ひろく公開することを目的としたアーカイブサイトです。2019年のローンチ以来、様々な活用を展開してきました。

 

このたび、この『世田谷クロニクル』を活用したプログラムを、下北沢にあるBONUS TRACKで開催される「ケアリングノベンバー2023」で実施する運びとなりました。実施するプログラムは2つ。対話しながら映像を鑑賞するワークショップと、在宅医療の現場での映像活用にまつわるトークイベントです。昭和の暮らしやまち並みが映るホームムービーを囲みながら、広い意味での「ケア」について考えます。

 


生活工房で開催している「せたがやアカカブの会」の様子

 

『世田谷クロニクル』利活用プログラム①
ワークショップ|せたがやアカカブの会 下北沢出張編

 

「せたがやアカカブの会」は、『世田谷クロニクル』で公開している映像をじっくり観ながら語り合う場です。今回は生活工房ではなく、下北沢まで出張して開催。下北沢にまつわる映像をセレクトしました(『理容店2』昭和44年頃撮影)。映像を観ながら、想い出した個人的なエピソード、気付いたことや気になったことなどを、スクリーンを囲みながら言葉にしていきます。当時を知っている人も、知らない人も、ぜひご参加ください。

 

日時|11月4日(土)14:00-15:30(開場は13:30)
会場|世田谷代田 仁慈保幼園ピアッツァ(世田谷区代田2-32-16)
定員|15名(先着順・申込不要)
料金|無料
進行|松本篤(NPO法人remo)

 

 

 


写真:尾山直子

 

『世田谷クロニクル』利活用プログラム②
トーク|ケアするホームムービー
昭和の8ミリを携えて街を歩く

 

世田谷区内の在宅医療の現場にて『世田谷クロニクル』を利活用する試みが2022-3年にかけて実施されました。その名も「ポスト・ムービー・トレイル」。それはいったいどんな活動だったのか。このプログラムの中心人物をお招きし、家族の団らん、レジャー、社員旅行など、当時の価値観が反映された映像をケアに使うことの効能や課題について振り返るとともに、「思い出す」や「忘れる」といった行為の深淵に触れていきます。

 

日時|11月5日(日)14:00-15:30(開場は13:30)
会場|BONUS TRACKギャラリー(世田谷区代田2-36-15)
定員|30名(先着順・申込不要)
料金|無料
ゲスト|神野真実(デザインリサーチャー)、尾山直子(看護師/写真家)
ホスト|水野雄太(NPO法人remo)

 

プロフィール

神野真実
デザインリサーチャー。自身の祖父の死をきっかけに、耳の不自由な祖母(当時86)が引きこもる姿を目の当たりにし、社会包摂のあり方に興味を持つ。現在は、医療・ヘルスケア業界に身を置きながら、市民・専門家参加型のデザインアプローチで、認知症の人が自立した生活を送るための環境づくりや、在宅医療患者と家族・医療者が医療やケアについて対話をしやすくするツールや、環境づくりを行う。写真展「ぐるり。」共同主催。

 

尾山直子
看護師/写真家。東京・世田谷区にある桜新町アーバンクリニック在宅医療部に勤務。京都芸術大学大学院在学中。かつて暮らしのなかにあった看取りの文化を現代に再構築するための取り組みや、老いた人々との対話や死生観、人が人を看取ることの意味を模索し、写真作品制作を行う。2021 年より、老いと死をテーマにした写真展「ぐるり。」巡回。『訪問看護と介護』(医学書院)フォトエッセイ連載中。

 

松本篤
「文房具としての映像」というコンセプトの普及に取り組むNPO法人記録と表現とメディアのための組織(remo)に2003年から参画。市井の人びとの記録に着目したアーカイブ・プロジェクト、AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]を2005年に始動。記録集『はな子のいる風景』(武蔵野市立吉祥寺美術館)、回想録『わたしは思い出す』(remo)の編者を務める。

 

水野雄太
NPO法人remoおよびAHA!メンバー。ホームムービーの利活用のあり方を探る「移動する中心|GAYA」(2019–)のマネジメント業務を受け持つ。同プロジェクト内にてオンラインワークショップ「サンデー・インタビュアーズ」の運営や「ポスト・ムービー・トレイル」の連載を担当。2023年にはAHA!の出版レーベル部門の立ち上げを主導する。

 

 

穴アーカイブ:an-archive
2015年から一般家庭に眠る8ミリフィルムの収集・公開・保存・活用を推進してきたアーカイブ・プロジェクト。市井の人々による記録に光をあて、想起すること、想像することの価値を再発見するとともに、記録を残すという営みを、記録の不在や欠失といった「穴」から見つめ直す試み。ウェブサイト『世田谷クロニクル』や『せたがやアカカブの会』などの定期的な上映会等を運営している(主催:生活工房、企画制作:NPO法人remo)。

*

主催:公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
企画制作:NPO法人記録と表現とメディアのための組織(remo)
協力:BONUS TRACK、桜新町アーバンクリニック、世田谷代田 仁慈保幼園、日記屋月日

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