2015年に始動した「穴アーカイブ」は、ご家庭に眠る8ミリフィルムの提供を呼び掛けて、そのデジタル化に取り組んできました。「せたがやアカカブの会」は、そうした当時の街並みや暮らしの風景について、映像をじっくり観ながらそれぞれの視点で語り合う、小さな集いの場です。
本年度も、ウェブサイト「世田谷クロニクル」で公開中の映像から1本取り上げて開催します。また、事前にハガキで募集した映像にまつわるエピソードも当日ご紹介します。
対象:どなたでも
参加費:無料
定員:各回15名程度(申込不要・当日会場へ)
企画制作:remo[NPO法人記録と表現とメディアのための組織]
せたがやアカカブの会vol.41
2025年5月11日(日)14:00~15:30
撮影年|1963[昭和38]年4月22日、6月9日など
撮影場所|井の頭公園、向ヶ丘遊園、二子玉川園、自宅(太子堂)、大原の生家(千葉県)
撮影時間|25:11
せたがやアカカブの会vol.42
2025年9月28日(日)14:00~15:30
撮影年|1959[昭和34]年8月
撮影場所|自宅(三重県)
撮影時間|8:39
せたがやアカカブの会vol.43
2026年1月25日(日)14:00~15:30
撮影年|1981[昭和56]年1月
撮影場所|自宅兼店舗(玉川)、二子玉川園
撮影時間|16:38
注意事項
・昨年度に引き続き、ハガキのみの参加も受け付けています。参加を希望される方は、下記の申込フォームより会員登録(無料)をお願いします。
・映像は、ウェブサイト「世田谷クロニクル」、また会期中であれば生活工房アレコレでもご視聴いただけます。
・集まった言葉は、穴アーカイブの成果として世田谷クロニクルや生活工房ホームページ、SNS等でご紹介する場合があります。
穴アーカイブan-archiveとは?
昭和30~50年代にかけて、一般家庭に登場したはじめての映像メディア、8ミリフィルム。
「穴アーカイブ」は、そんな市井の人々による記録に光をあて、想起すること、想像することの価値を再発見するアーカイブ・プロジェクトです。
それはまた、記録を残すという営みを、記録の不在や欠失といった「穴」から見つめ直す試みでもあります。
穴アーカイブに関する資料等はこちらからご覧いただけます。
せたがやアカカブの会とは?
かつての世田谷を記録した映像を手がかりに、いま・ここにいる私たちと映像との関係を結びなおす試みです。映像をきっかけとして紡ぎ出された記憶や想像の断片は、記録として残し、穴アーカイブの成果として公開・発表していく予定です。
開催情報は生活工房ホームページの他、メーリングリストでも配信しています。
一見さん大歓迎。皆さんのご参加をお待ちしています。
入会方法
下記の申込フォームよりお申込みください。ご登録後、担当者がメーリングリストに追加いたします。また、会報誌「かぶうずら、やまいもうなぎ」、ハガキでの参加をご希望される方は、ご住所もお忘れなくご入力ください。