Program プログラム

  • 展示
  • セミナー
  • ワークショップ
  • その他

7つの海と手しごと《第5の海》
「オホーツク海とウイルタのイルガ」

終了

―北方民族ウイルタの文様をたどる旅―

サハリン島でトナカイとともに暮らしてきた少数民族・ウイルタ。イルガと呼ばれる伝統文様が刻まれた手工芸品から、その暮らしを紹介します。

会期: 2014年10月04日(土)~2014年11月03日(月・祝)
時間:9時~20時
会場: 生活工房ギャラリー(3F)

世界の海の暮らしをクラフトを通して紹介していく連続企画、“7つの海と手しごと”。

《第5の海》として、北海道の真北に位置するサハリン島(ロシア連邦サハリン州)で暮らしてきた少数民族・ウイルタの、「イルガ」と呼ばれる文様を取り上げます。

ウイルタの人びとはトナカイを飼い育てながら季節ごとに住まいを移し、アザラシ・サケ・クマなどを獲って暮らしてきました。日露戦争後、サハリンの北緯50度以南が日本領(樺太)となり、ほかの先住民族とともに「オタスの杜」となるけられた地での定住生活を送ることになります。第二次世界大戦後はオホーツク海をわたって網走に移住したウイルタもおり、サハリンには現在約300名が暮らしています。

ウイルタに伝わる伝統的な文様「イルガ」は、渦巻きやハート形に見えるパターンが特徴的。衣服やバッグなど布製品だけでなく、木製の食器などにも文様が施されています。かつてはアザラシなどの毛皮に身を包み、めぐる季節とともにトナカイを連れ、海と山とを移動しながら暮らしていた民。その手工芸品からは、環境の変化にやわらかに順応していくウイルタの智恵が感じられます。

本展では、北海道立北方民族博物館が所蔵するイルガが施された衣服、靴や籠などのほか、暮らしをおさめた映像など約50点を展示。講演会・講習会などの関連イベントも合わせ、ウイルタの手しごとと生活を紹介します。

※シリーズをまとめた特集ページ「クラシー&カワルンと巡る、7つの海と手しごとに触れる旅」もぜひご覧ください。 

 

●関連イベント

1.上映&講演会「網走に暮らしたウイルタ」

10月13日(月・祝)10:30-12:30 5階セミナールームAB

網走に暮らしたウイルタ・北川アイ子さん(1928-2007年)を取材した映像の上映を交え、生前親交の深かった北海道立北方民族博物館の笹倉いる美さんに講演いただきます。あわせて、イルガの切り紙も体験します。

講師:笹倉いる美(北海道立北方民族博物館 学芸主幹)

《上映内容》「北海道・網走で ウイルタ北川アイ子さんの記録」(1997-98年撮影/45分)

定員:申込先着50名 参加費:700円(ロシアの紅茶とお菓子つき)

申込:下記の申込フォームまたはメールで(info@setagaya-ldc.net へ氏名、電話番号、イベント名を明記)、もしくは電話(03-5432-1543)で生活工房まで。

 

2.記録映像上映「サハリンのウイルタを訪ねて」

10月25日(土) *1日3回上映 12:00-12:50/14:00-14:50/16:00-16:50 4階ワークショップB

国立民族学博物館監修・札幌映像プロダクション製作の記録映像を上映します。

《上映内容》「ウイルタの伝統舞踊」(1990年撮影/約14分)「ウイルタのトナカイ飼養」(1990年撮影/約16分)「ウイルタ族の料理」(1992年撮影/約14分)

定員:各回当日先着50名 参加費:無料  申込:不要。直接会場へ。

 

3.講習会「ウイルタ刺繍のコースター/オーナメント」

11月1日(土)13:00-16:00 4階ワークショップA

ウイルタ刺繍の基本を学んだあと、コースターまたはオーナメントに仕立てます。チェーンステッチを練習してから参加されるとスムーズです。

講師:ウイルタ刺繍サークル フレップ会

定員:抽選20名(申込締切=10月20日必着)

参加費:2,000円(材料費込み)

申込:締切日までに下記の申込フォームから、またはメール(info@setagaya-ldc.net)もしくは往復はがき(氏名、電話番号、イベント名を明記)で〒154-0004 世田谷区太子堂4-1-1 生活工房「ウイルタ」係まで。

 

*上記イベントの日のいずれも11:00-17:00に、イベント会場受付にてウイルタのお守り人形をモチーフにした「セワポロロ」などの販売を行います。

*ウイルタ刺繍講師のフレップ会のみなさんによる作品を、展示会場近くの階段吹き抜けに展示予定です。あわせてご覧ください(祝日を除く月曜はご覧いただけません)。

 


特別協力=北海道立北方民族博物館

協力=セセン設計所/フレップ会/大広民芸店世田谷文学館

映像協力=(財)宮本記念財団ヴィジュアルフォークロア

後援=世田谷区/世田谷区教育委員会

イラスト=塩川いづみ

デザイン=大西隆介(direction Q

プログラムに申し込む

こんなプログラムも…

生活工房20周年記念 家電のあ...

「あなたの未来の、家電のある生活」を考えてみませんか? もっと見る

クライム・エブリ・マウンテンv...

11月に開催予定の「ミャオ族の刺繍と暮らし」展は、山に暮らす人々の生活とその思想や知恵に迫る「クライム・エ... もっと見る

映像のフィールドワーク・ラボ ...

20世紀の映像百科事典「エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ」の映像群に、生命の根源的な営みを学ぶシリ... もっと見る

クレオール・ニッポンの旅 ―無...

“うたう旅人”松田美緒さんが見つけた ハワイ・ブラジル・日本に残された音楽を通して、 私たちの暮... もっと見る

食べられるセミナー「夜と生活工...

夜に訊く、塩と肉のはなし。 もっと見る

うたの記憶と出会うとき ―クレ...

来春開催予定の展覧会のプレイベント。 “うたう旅人”松田美緒と2人の人類学者をゲストに迎えて、「... もっと見る

7つの海と手しごと〈第7の海〉...

北アメリカ北西海岸沿岸の先住民たちは、集団の祖先と特別な関わりがあるとされている動物などの〈トーテム〉を... もっと見る

日本のポータブル・レコード・プ...

日常の音楽風景を彩った オモシロかわいいプレイヤー約100点が大集合! 写真:HITACHI MQ-22/ 撮影:高... もっと見る

7つの海と手しごと〈第6の海〉...

インド洋に浮かぶインドネシア共和国のスンバ島。 この島独特のイカット(絣織物)、男性用の衣服「ヒンギ」と... もっと見る

7つの海と手しごと《第4の海》...

赤土の大地と褐色の肌を彩る、海のような藍。 もっと見る

7つの海と手しごと〈第3の海〉...

イスラムの女性が母から娘へと伝え続けてきた、繊細なレース編み「イーネオヤ」の展覧会。 ※会期中無休、入... もっと見る

7つの海と手しごと〈第2の海〉...

壁かけに縫い込まれた、極北の民の暮らし。 もっと見る

7つの海と手しごと〈第1の海〉...

パナマのカリブ海沿岸に暮らすクナ族の暮らしを、「モラ」と呼ばれる美しいアップリケ刺繍を通してご紹介します。 もっと見る

News お知らせ

Pagetop