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クレオール・ニッポンの旅 ―無名詩人の民謡から、ニッポンを聴く | 世田谷文化生活情報センター 生活工房

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クレオール・ニッポンの旅
―無名詩人の民謡から、ニッポンを聴く

“うたう旅人”松田美緒さんが見つけた
ハワイ・ブラジル・日本に残された音楽を通して、
私たちの暮らしに耳を傾ける展覧会。

イラスト:しまだなな

会期:
2017年06月17日(土)~2017年07月23日(日)
時間:
9:00~20:00
会場:
生活工房ギャラリー(3F)

「クレオール」という言葉をご存じでしょうか。
もともとは、アメリカ大陸や西インド諸島、アフリカの旧植民地で生まれた人々、
そこで混じり合った文化、言語のことを指します。
島国である日本もまた、遥か昔から多種多様なルーツを持つ人々が行き交い、
混ざり合ってきたことを考えると、この言葉とも無縁ではありません。

                                            

“うたう旅人”として活動する松田美緒さんは、このような日本の多様性/地域性を示すキーワードとして
「クレオール」という言葉を用い、CDブック『クレオール・ニッポン』を発表しました。

ハワイやブラジルへ渡った日本人、長崎県伊王島に暮らしたキリシタン、徳島県祖谷(いや)の木びきさん。
労働や祈りの中で歌われてきた暮らしの記憶の数々を、松田さんは自身の歌声を通して鮮やかに再生します。
画一的な日本のイメージとは異なる、歌が映し出す多様な風景は、まさに「クレオール」と言えるでしょう。

 

本展では、歴史を伝える映像やレコード、そして旅路の記録とともに、松田さんが出会った日本の歌をお聴きいただけます。
市井の人々が歌い継いできた音楽を通して、私たちの暮らしに耳を傾ける展覧会です。

 

左:ハワイでのひとコマ(松田さんの写真資料より)/右:レコード『浪曲 平野運平』


松田美緒
(まつだ みお)

土地と人々に息づく音楽のルーツと魂を身体で吸収し表現する“うたう旅人”。
ポルトガル、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、カーボヴェルデなどポルトガル語圏、スペイン語圏の国々で、
ウーゴ・ファットルーソ、カルロス・アギーレをはじめ現地を代表する数々のミュージシャンと共演。
2014年、3年がかりのライブとフィールドワークの集大成として初のCDブック『クレオール・ニッポン うたの記憶を旅する』を発表。
2017年4月、地中海全域の歌を中心とした『エーラ』をリリース。

http://www.miomatsuda.com/

関連イベント

松田美緒とめぐる小さなギャラリーツアー

この日限りのスペシャル・アテンダント、松田さんの解説でめぐる小さなギャラリーツアー。
旅の裏話をお話します。

日時:7月8日(土) 14:00~17:00 *30分毎にツアーを行う予定です。 
会場:生活工房ギャラリー
参加費:無料
申込不要
*上記の時間、松田さんが会場に在廊しています。
*混雑時には入場制限を行う場合があります。


ミニライブ+トーク「クレオール・ニッポンの旅」

本展で紹介している内容を中心とした、ミニライブとトークイベント。
遠い記憶を宿した「うた」をお楽しみください。

日時:7月9日(日) 14:00~15:30 (途中休憩あり)
会場:ワークショップルームB
出演:松田美緒(うた)、鶴来正基(キーボード)、渡辺亮(パーカッション)
スペシャルゲスト:平石安雄(うた)
定員:30名(申込先着)
参加費:2,000円
申込方法:5月25日10時より、電話(03-5432-1543)または申込フォームから受付開始。
*未就学児無料(座席が必要な場合は有料)

*6月16日9:30、定員に達したため締切ました。


*

主催:公益財団法人せたがや文化財団 生活工房 
協力:JICA横浜 海外移住資料館
特別協力:株式会社アルテスパブリッシング
後援:世田谷区、世田谷区教育委員会

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